斎藤道三

経歴

父は、京都妙覚寺僧・西村新左 衛門尉で、道三は一介の油の行商人であった。

概要

父は1525年、ク ーデターで守護代の斎藤利良を追放し、新しい守護として土岐頼芸を擁立した。しかし道三は父の死後、守護代の斎藤家を乗っ取り、 1552年には土岐頼芸を尾張国 (愛知県)へ追いやり、美濃一国を自分のものにした。その非情な国盗り"を見た人々は、「蝮の道三」と呼んだという。 道三は、隣国尾張の織田信秀と和睦を成立させ、娘の濃姫を織田信長に嫁がせた。 道三は1554年、追放した土岐頼芸の子とされる斎藤義龍に家督を譲った。古くからの土岐氏の家臣を懐柔するのが目的だったとされる。しかし義龍との関係はうまくいかず、義龍からの宣戦布告を受けることになった。道三も挙兵したが、従う兵数は少なく、長良川の戦いで敗死した。

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