滝川一益

経歴

近江国出身

概要

滝川一益は信長に早くから仕え、美濃攻めも経験している。 伊勢国(三重県) 長島一向一揆鎮圧を任されて武功をあげ、1574年に長島城を居城とし た。その後は、長篠の戦い、越前(福井県) 一向一揆、雑賀 (和歌山県)一揆、加賀(石川 県)一向一揆、丹波(京都府)、播磨(兵庫県)など、各地を転 戦し武功をあげた。 1582年の武田攻めでは、 仕総大将となった信長の嫡男信忠 の軍監として活躍し、その結果、上野(群馬県)1国と信濃 (長野県)2郡を得た。厩橋城(群馬県)の城主となった一益は、本能寺の変の報を聞くも、北条氏直と交戦していたため、織田家継承会議には間に合わなかった。 織田家宿老から 外れた一益は、柴 田勝家に接近し、羽柴秀吉に対抗した。しかし、賤ヶ 岳の戦いで勝家が 秀吉に敗れると、 一益は秀吉に降伏 し、所領をすべて失ってしまう。そして、京都妙心寺で出家し、越前で隠居した。

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