馬騰の息子、建安16年(211)、曹操の漢中討伐のさい、父の盟友韓遂と連合し反乱を起こす剛勇無双の馬超は曹操をあわやというところまで追いつめるが、けっきょく敗北して逃亡、転変をへて漢中の張魯に身を寄せる。 建安19年、劉備が成都を包囲したころ、説得されて降伏、蜀軍の中核的部将となる。 『演義』では抜群の武勇とともに美貌を歌われ、「錦の馬超」と称される。