于禁

経歴

あざな文則(ぶんそく)、泰山郡鉅平県(山東省泰安市南)の人

概要

初平3年(192)、曹操が充州を支配したころ、傘下に入った。以来約30年、多くの戦いに参加して戦功を立て、張遼、楽進、徐晃らと肩をならべる名将となる。 建安24年(219)曹仁救援に出撃したさい、関羽に捕らえられて降伏した。このとき、新参の部将寵徳(ほうとく)は降伏を拒否して殺され、これを聞いた曹操は「(于禁が)寵徳におよばないとは思いもよらなかったと嘆いたという。(「于禁伝」)

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